Top Page | 1. 梅林号 D51470 | 2. 蒸気機関車の日常 | 3. 元蒸気機関士 | 4. 今の技術なら | 付2. リンク | 付2. 近隣の保存状況 | 交流板 |
第1章 データ | 第2章 誕生〜廃車 | 第3章 梅林公園展示〜20年 | 第4章 さらに 6年 | ||||||||||||||||||||||
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付1. 今後の予定 | 付2. 顔ぶれ | 付3. 見学者 |
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保存会の発足は意外に新しい。逆にそれまで、中原さん一人に頼り切っていたということになる。が、会が発足し、まず広報活動がスムーズに進むようになった。副会長の一人、名古屋のA.Yaさんがその方面を活発に進めているからだ。春日井保存会(会長の中原さんはもともと会員)との交流も活発になり、さらに2004年夏頃より、春日井保存会所属のニックネームが「春日井のつばめ」「きた」さんを中心に化粧直しが始まってからは、補修作業に磨きがかかるようになった。以下は、新しい順に記録の形で掲載しよう。 |
ここは、機関車の東にある芝生広場。昔はこの公園で野球ができた。その名残。 |
ぴかぴかに磨かれ、屋根が無くても目立つような錆が見あたらない。中原会長も脱帽 |
このD51452は、梅林公園のD51470より少々お年。製造工場も違う。「昭15・汽車」と書かれた、このプレートを素人が見ると「これは誰が見たって汽車だろーが?なんでわざわざ汽車って書くの?」と言いそう。 | |
キャブ内の整備状況観察する会長。 |
動輪が5つの E10 2。その第3,4動輪はフランジレス(フランジ無し)。 |
さすが5輪もの動輪では最小回転半径が大きすぎる。脱線防止は両端の第一1,2,および第5動輪に任せ、3,4動輪はもっぱら重量に耐える。これがしかもタンク機関車(当然最大)。 | ||
9608。火室面積を大きく取り、出力も大きくなって、D50登場まで貨物、急勾配で重用された。 |
C11 1。やはり汽車会社製。昭和初期のタンク機関車で、近距離旅客列車用。 |
9608の横にセットされている腕岸城信号機の前で。梅林公園には、この柱が欲しい。 |
1871年、英ヨークシャー・エンジン車製。1918年まで動いていた。 |
左の 110号式タンク蒸気機関車の煙管列と右は吐出管。過熱管は無い。 |
はてにゃんさん、火室におもしろ半分で投げ込まれる石を掃除。ご苦労様。結構狭いので長時間そこに入っているのは、腰がだるくまた息苦しくなったのでは? 以下ははてにゃんさんからの報告です。 「私は本日の午前に、前から気になっていた、火室の中の石を取り除きました。20L缶に5杯出しました。後まだ3杯位は有りそうです。お昼に成ってしまいましたのでそこで引き上げました。梅祭りまでにはなんとか致します。 まるで石炭の演出の為にわざと入れて有るみたいでした。(本当は中原さんが演出の為にわざと入れていたりして。) 34年間かかって見学者の方が入れたのかと思うと、とても沢山の見学者が訪れたのだなぁと思いました。特に奥の方に沢山まとまって有りました。」 左の写真は、出てきた石ころの山。ほとんどが、軌道敷きのバラスト。 中原会長は、発泡スティロールに着色して、入れられたので、石は別だと思いますよ。 |
このポスターのほか、2種類有る。その一枚は入り口右側のフェンスに。最後の一枚は、テンダー車の下、各種写真とともに。 |
その梅、黄梅はまだ咲いている、寒紅梅は2分先程度、紅鶯宿は1分咲き程度。この紅鶯梅、名前と違って、花の色は白く見える。でも、つぼは確かに紅かった。 |
おやおや、ほとんどの人が正座して食べている。 |
奥は、子供会長とそのおばあちゃん。 |
スモークマシーンから出てくるスモークを、エアータンクから間欠的に送られてくる空気の誘因効果で本物の気分を出すために、スモークが一度バッファーに蓄えられられなければならない。そのバッファーとして使う、段ボールを無料でいただいてきたのだった。あまりの寒さで、石炭の燃焼速度では追いつかない。空洞を沢山持つ木炭の方が火力が強いというので、つばめさんは木炭人箱500円弱を購入。空気はコンプレッサーで貯めたエアータンクからコンロの入り口にジェット状に送りこむ。 左の写真は、グレッチさんが会長の依頼を受けて、火室の空気導入孔の蓋を掃除し、壊れたちょうつがい部分を修理して調子を確認中。その導入孔から、豆炭が出てきたという。まさに、火力を高めるため、木炭を粉末にして粘度を混ぜた糊で火の粉が飛ばないように固めた燃料で、よく使った会長。昭和49年以前から眠っていた貴重なもの。重さからHPkeeperが、半燃えで残ったものと判定。 |
配管終了ごろは、すでに暗くなってきていた。雪はみぞれで、せっかくの雪景色が褪せてきていた。少し写真を撮ることにした。 →は寒紅梅。まだ2-3分咲き。右下は黄梅。 |
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磨いてきた圧力計を元の位置に取り付ける会長。 | 普通の梅と思うが、名前を知らない。もう白い花を咲かせている。今年は梅祭りを一週間遅らせたのであまり早く咲かないでもらいたいのがだ。 |
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これは、紅鶯宿。これはつぼみが十分ふくらみ、開花寸前。 |
これが、寒紅梅。確かにかなり開花している。新聞に出ていた寒紅梅は、満開状態だった。どこにあるのだろう?右手下の方の黄色い色は、黄梅。もう散り始めているがまだまだ見られる。 |
はてにゃんさん、1月の活動日に春日井のつばめさんから習ったブレーキ弁の利きを調整。空は快晴に近く、機関車のフェンス南の児童遊具設備を楽しむ親子連れが多い。が、キャブの中は日光が入らず、冷たい風が吹き抜け寒い。はてにゃんさんはそんなことも気にせず、一心不乱状態。中原会長は、別行動。煙室扉にかけられるナンバープレートが気になるという。12月の活動日に本物を見て、その真鍮の輝きが瞼に焼き付いてしまったようだ。せめて一枚、正面のプレートだけでもあの輝きにしたいというので、DIY店を往復すること数度。でも、どうも気に入った方法が見つからないとのこと。梅祭りまでは、試行錯誤が続きそうである。 |
午後、中原会長に新聞原稿のことで依頼すべきことを依頼しに、公園に行った。今日は最近暖かい日が続いていたが、どんより曇って梅林公園の「ロウバイ(黄梅)」の花見日よりというわけでは無い。訪問帳を見ると、数件書き込みがあった。一日でこれほどの書き込みは異様に多い。さらに、わずか20分も居なかったのに、数組が訪問。朝会長に電話したとき、正面のナンバープレート、バックを黒くしたらぐんと締まって見えたので、他の3枚も黒く塗ったとのことだった。梅祭りには、市役所預かりの本物のナンバープレートを貸していただけるので、その対比から、赤いバックでない方が良いから丁度良いことになった。それでその写真を撮った。その後、中原会長宅を訪問。記事のお願いをした。会長は自宅で、右で述べたとおり、ナンバー部分の色具合が気に入らないというわけで、真鍮板でナンバーを切り出そうと悪戦中だった。 その帰路、梅林梅祭り実行委員会の方の家があるので、お願いすべきことをお願いに行った。そこで、新たなことが分かった。寺嶋建設というところが、昭和49年の機関車搬入据え付けのとき、作業に加わったというのだ。これはありがたい。写真なども残されているかもしれない。さっそく近いうちに、問い合わせてみよう。電話番号を教えていただき、帰った。 |
キャブ横のナンバープレートも黒くなった。困ったのは、バックが赤のときは、目立たなかったが、ナンバー部分の金色塗装が反射もなく、どんよりとして見栄えの悪さが際だってしまったこと。以前の赤と比較されたい。 |
活動の前に、自宅から10kmほどのところにある温泉に浸かって、それから来られた安藤副会長、じっくり活動、この撮影のあと単車で帰宅された。息子さんたちの意見で、今度の免許更新はしないとのこと。でも、はてにゃんさんが近所なので、活動に支障は無い。はてにゃんさん、よろしく。 | 梅祭りの出し物は、写真展、キャブでの説明、汽笛演出、煙演出は昨年と同様。変わる尾は、汽笛。うまく行くかどうかだが、子供たちに汽笛を鳴らさせてやりたい。が、音が大きくあまり何度も鳴らすと近くで胡弓演奏などがあり、邪魔になる、公園近所の住人には騒音になる。そこで、「蒸気機関車で学ぶ理科」のとき使った水上置換装置を使って、自作「人吹き汽笛」を鳴らしてもらう。ただし、機関士のペダル、機関助士のレバーに連動するように組む。これを祭りまでにできるかどうかである。しかも、本来の汽笛のバルブ操作ロッドにも操作する必要がある。ワンタッチで切り替えられる仕組みにしていなければならない。 新聞については、目玉としての表ページは、12月に見せてもらった、本物のナンバープレートと、岐阜駅からの運搬方法、ルートについての説明とする。裏面はいろいろ案が有るが、編集を担当していただいている方とも相談しなければならない。HPkeeperが、話し合った内容を連絡し、新聞としての体裁を考慮して記事数、記事内容を確定してゆくことにした。 ところで、はてにゃんさんのかわいがっているお子さん、実にお元気快活そのもの。はてにゃんさんが、自分が子供の時もそうだったとのこと。その二人の写真をいつか、このページで紹介したい、良い写真あったら使わせてくださいと言ってあったが、この日持参された。だから、撮影日はこの日ではない。 |
左右のシリンダードレンから吐出する演出の予備実験。右の吐出量がかなり多い。スモークマシーンが近いからではない。スモークの様子からわかるように風が少々左から吹いてきていること、それ以上に上述の理由による。 |
今年もはや、機関車フェンス外の黄梅が咲き始めた。梅祭りを今年は例年より1週間遅らせた。吉と出るか凶と出るか? |
正面、現場では北側は遠景なら見られる姿 |
裏側(南側)は側面なのに、錆がひどいのが目立つ |
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正面左下部分。遠目には目立たなかったが、近寄ればこの有様。穴は貫通している。外から錆びたのではなく、中から錆びたのだから当然。 |
左の部分下。板バネも車輪もしっかり錆びている。 |
天井に穴。いや、これは窓ガラス越しに写したため、反射してそのように見えるのだが、ぼろぼろという先入観から、全く疑わずに穴だと見てる。 |
この写真も、天井が抜けているように見えるが、やはり反射による。中央にはだるまストーブ。中には椅子が2脚とテーブルのセットが二組左右にある。他に、この写真の右手前には冷凍庫かと思うような扉の小さな部屋が区切られている。 |
前方から見てもやはり錆びが目立つ。 |
1/4、はてにゃんさんが、今日も梅林公園に。すると、中原会長もそこに来て居られた。会長は1日から毎日フェンスを開門されているとのこと。
昨日の作業はそれまで。 今日のはてにゃんさん、昨年暮れに壊れかけていた木製ベンチ(機関車のフェンス内には3脚ある)の修理の可否を公園事務所が調べるとのことだったが、残念ながら木が朽ちてきていて、修理不能とのこと、その代わり他に余っているものを持ち込んで良いということだったので、会長と一緒に運び込んだとのこと。 さらに、会長がA.Ya副会長から預かったというしめ縄を追加したいとのこと。それで、会長が購入して昨年暮れに付けた丸いタイプを前照灯下から外し、国旗掲揚ポールの中心に取り付け直し、前照灯下には普通タイプのA.Ya副会長のしめ縄を飾ることに。 夕刻、春日井のツバメさん、えすえる工房中澤さんが、中原会長の家に寄り、煙突の煙に加え、初めての試みとして、シリンダードレンから吐出する蒸気演出に挑戦したい、煙、水蒸気はやはり夜間照明が似合うので、これからやりたい、と5時をかなり過ぎに作業開始。HPkeeperおよびはてにゃんさんにも電話、抜け駆けはしたくないということ。うまく行ったとき、二人が残念がるのを懸念して。HPkeeperはとくには用が無いので、かけつける。はてにゃんさんは出勤日ではないが、会社で自分の仕事の段取りをしていたとのこと、それが片づいてからかけつけられた。 |
スモーク演出の準備で国旗を一旦はずすつばめさん |
なかなかシリンダードレインから吐出する水蒸気の演出は難しい。 |
せっかく噴出方向を横向きにしても、運動量を持たないため、実に緩いそよ風にも負けて、あちこちへ流れてしまう。つばめさんがもう少し条件の良い写真を持って居られるかも。 |
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丁度流れを二つに分け、安定して流すことは大変に難しい。それを安定化させるには、その分岐点のどちらに流れるにも、大きな圧力差が発生するような構造にすれば良い。通常、T字やY字の下から流れて両方に分かれる継ぎ手は、太さが三方向とも同じ、ひどいときは太くなる。これでは圧力差が発生できずに、不安定な流れになる。むしろ、広い流路から急に狭い流路になるように平等に分かれる先、つまりT,Yの左右に分かれた二方のパイプは狭く作ると良い。パイプ内径に直径を合わせた円板を作り、その半分から2/3程度の穴を空けて二方の穴に取り付ければ、おそらく両方にうまく流れるのでは?とりあえず、こんばんはつばめさんがあれこれ算段してなんとか両方に出るようにして撮影に取りかかった。上の写真からわかるが、せっかく両方に出ても、そのときのわずかな風に左右されて真横に格好良く出てくれるわけではないことが判明。スモークマシーンから出てくる速度では、弱いそよ風にも負ける。ならば送風機で送れば、良いかも。丁度、上述のようにハンディーブロアーを入手したばかり。十字継ぎ手あるいはもう一つT字継ぎ手が必要になるが、次回はつばめさんにそれを提案し、試そう。上述の穴あき円板による抵抗付加と併用すれば、両方への等量分配もうまく行くかも。 試すべき次回とは、公式活動日の第二土曜日、1月12日。 最後に、全員集合の写真を撮影して後かたづけし、散会、時刻は8時半を回っていた。その写真は中澤さんからいずれ送付されてくるので、そのときにこのページに張り出したい。 |
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