Top Page 1. 梅林号 D51470 2. 蒸気機関車の日常 3. 元蒸気機関士 4. 今の技術なら 付1. リンク 付2. 近隣の保存車輌 交流板

芥見小学校(2007年5月3日)



 

   岐阜新聞に、梅林公園から国道156号線を10kmほど北に行った、芥見小学校に「ミニSL」を作った公務員の方がおられ、生徒たちが乗せてもらって楽しんでいるいう記事が載った。それで一度見てみたいと思い、でかけた。扉が開いているかどうか心配だったが、開いていた。いや、それどころか、作業をしておられる。運が良かった。「本当はミニSLではないんです。蒸気で動かないですから。」と謙遜。その機関車は、コインを入れると動くというタイプのもので遊園地で不要になったものを入手したとのこと。それは羨ましい限り。確かに運転席にはスイッチ類が付いている。バッテリーで動くように改造されたようで、動力となるモーターは、ゴルフカートなどに使うものとのこと。そのモーターは韓国製で出力は書いてなかった、500Wぐらいかなとのこと。機関車はそのようにしてボディーは既製のものだが、客車は自分で作った、子供なら4人、大人も乗れるけれど定員は2人とのこと。
 レールはと聞くと、普通に売っているものを利用して、油圧で鉄棒を曲げる機械をつかって必要な寸法になるよう自分で加工したとのこと。回転半径は写真のとおりで、結構きついカーブになっている。逆に、狭いところでも敷設可能。梅林公園なら機関車のフェンス内を悠々曲がってはしることができる。D51などでは、動輪が4つある分、回転半径を小さくすると脱線してしまう。
 ご要望なら、出張して動かすこともしますよ、軽トラックにトレーラーを付け、それに乗せて運搬できるとか。梅まつりなどイベント時にお願いするかもと、依頼。実際、梅まつりに動かそうとすると、今年のようにたいへんなにぎわいになると、整理がたいへん。秋の、ふれあいフェスティバル程度なら、適したイベントかもしれない。
 驚いたのは、写真に写っている後方の建物、この中にレールなどがいっぱい入っている。学校ぐるみで、この機関車を大事にしていることがこの中の様子でわかる。校長先生の理解が無ければ、とてもこのような建物を開放してもらえない。校長先生は、ある周期で異動される。継続的に校長に受け継がれなければ、こうは行かない。








このページの作者への連絡は、D51470HPkeeper(HP管理人) までお寄せいただければ幸いです。


Access No.
(Since July 11, 2006)
inserted by FC2 system