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1.三線廃止前後 | 2.美濃町線終点・美濃駅 モ512など |
3.岐阜市金公園 モ513 |
4.谷汲線終点・谷汲駅 モ514など |
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美濃駅正面。左方向に現在も運行している、元越美南線・現長良川鉄道がある。私はそれに乗って来た。右方向が美濃市街区域。 この駅の左に広い空き地があり、道路沿いに駅の中がのぞける。立ち入り禁止になっていて写真が取り辛いが、フェンス越しに取ると、このような写真になる。一番奥にある車輌が76年札幌冬期オリンピックで札幌の路面電車が縮小され、地下鉄が主力になったためと思われるが、こちら移ってきたもの。当初はグリーンと白塗りで、二両連結で動いていた。札幌では今も少しが運航中? 残念ながら、この車輌は頭の部分だけが切り取られて展示されている。スペースの関係なのだろう。頭だけでも忍ぶことができるのだから、幸せ(実はD51470HPkeeperの私は、その札幌でこの電車で通学していて、思い入れが深いのです!) 一つ飛ばして白と赤のツートーンカラーが大正末期に製造されたモ510型。美濃駅にはその 512型が今年春移設された。513型は岐阜市金公園に最近移設、保存に入った。514型は、512型と同様06年春、谷汲駅に設置保存に入った。 |
車内見学は自由。その中には、鉄道雑誌類が自由に見ることができるよう設置されている。火曜日を除く毎日9時〜16時までとのこと。これはありがたい。無人なのに、無造作とも言えるような陳列ぶり。駅舎内にもいろいろ展示されている。この日は動かなかったが、上右の写真は電車のドライブシミュレーターらしい。子供だけでなく、大人も大喜びだろう。私は実は、上述のように、ここへ来るのに長良川鉄道で来た。その中ではずっと運転手がどんな操作をするのか見ていた。ディーゼルではあったが、ほとんどこの電車の操作盤と同じだった。 いろいろの陳列品、訪問客ながら「盗まれたら?」と心配するのだが、風鈴などは無人販売になっている(今は風鈴祭りの期間らしい)。おおらかそのものなのが、羨ましくもある。このスタイルでいつまでも見学させてもらえるとありがたい。 |
この美濃市、うだつの町として有名。うだつとは、建物と建物の間が壁で仕切られ、それは屋根の上まで伸びている。火事の延焼を避けるもの。これが作れない男は「うだつが上がらない」といわれた。左上、上は、そのうだつの町の中心地。左はそのうだつ(上と左は04.10.10撮影)。この日は真夏の暑さのせいで、人では少ないようだ。 | ||
美濃市は和紙の町。お札の紙も作っている。それにちなんで、「美濃あかりフェスタ」が毎年開かれにぎわう。左上は、その和紙で作った白馬。2004年、10月10日のフェスタにて。右上は、私が06.7.30にこの町に来たとき利用した長良川鉄道のディーゼル車で、「フェザー剃刀」本社がある「関刃物会館前」駅。この鉄道も赤字続きで、存続が危ぶまれている。夏は郡上踊り(徹夜踊りもある)、吉田川への飛び込みパーフォーマンスなどに出かける人でにぎわう。学校が授業をするときは、郡上高校への生徒、郡上から美濃、関へ通う生徒でにぎわう。が、郡上以北が大変らしい。とにかく1km/gの燃費はあまりに悪い。上り下りが多いことがその原因と、駅員。電車なら、・・・と思うが、岐阜と美濃を結ぶ線でさえ電車は撤廃されてしまったのだし・・。 |