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高山市の19648(2005年10月9日)


   保存場所は、高山駅からすぐのところにある。きれいに整備された児童公園風の敷地の一角に屋根付きで保存されている。さすがに雪国のこと、屋根がなければあっという間に朽ち果ててしまっていただろう。高山は観光都市であり、非常に多くの観光客でいつもにぎわっている。が、それは駅の東側界隈のこと。この保存場所は反対の西側で、あまり人は来ない。それでも、公園には遊具が有り、子供でにぎわう。ただ、中には入れないため子供が遊具のように楽しむことはできない。子供にとってみれば、「露天博物館」の「大事な展示物」という感じであろう。管理が行き届かなければ、やむを得ない。
問題は写真で見てわかるように、すぐ隣が駐車場だから、写真撮影しようとすればどうしても邪魔なものが写ってしまう。公式側には、ラッセル車がおいてあり、やはり全景を写すのは無理。写真撮影の立場から贅沢を言えば、あまり嬉しい保存方法ではない。それにしても、機関車は実にきれいに磨き出されている。
 

 

 

 

   
 上述のようにこの高山市は観光都市。毎月15万人弱から60万人弱の流入があるという。岐阜市長良川鵜飼い乗船客数は一年で11万人程度と比べると(乗船代が必要な鵜飼いと、単に町を訪問した数の比較は不公平ではあるが)、圧倒的な数(平成元年には25万人を数えた。)。でも、寂れたという印象ではあるが、岐阜市も花火大会では一夜にして20-30万人の人出があるという(また岐阜公園だけで100-300万人というデータも有るには有る)。いずれも主催者側の情報なので、ある程度多めの読みであろうとは思うが。
 さて、高山の最大の見物が春夏に山車が出るお祭りであろう。このお祭りのある月は30-40万人の人出という(天候によりもっと少ないときもあるが)。歩くこともままならぬほどにごった返す。上の写真は秋の出し物。二人の子供が何連もある空中ブランコのようなものを渡り、布袋様に肩車してもらう、からくり人形。機関車も人間の作った芸術だが、このからくり人形もすごい。観光客の多くは、このからくり人形を見るために訪れる。
 意外なことに、春も秋も、最大の観光客数を記録するのはそのお祭りのある4,11月ではなく、5,10月のまさに観光シーズン。やはり、交通の便が良くないにもかかわらず、交通の便が良い岐阜市の方が格段に負けている。






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