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美濃太田・古井小学校のC58280(2005年10月10日)


 この保存機関車は、高山線美濃太田駅、古井駅、太多線美濃川合駅に挟まれた位置にある古井小学校校庭南東位置に有る。この機関車は昭和44年まで高山線を走っていた。600m南に行けば、途中で国道21号線を横切って木曽川右岸に着くところ。左を見れば珍しいほぼ平地状の場所に「今渡ダム」が作られている。D51470つまり梅林公園で静態保存されている機関車と製造年は同じで昭和14年。落差は30m程度で発電容量は2万kWと小さい。
 この上流に丸山ダムがあり、落差100mほどで発電容量は12.5万kW。ご存じの方も多いだろうが、このダムは1983年、梅雨による豪雨(台風10号)を受けきれず放水、これにより下流の美濃太田などで浸水被害を出した。このとき、この機関車が水没したかどうかは、知らない。
 梅林公園のD51470を守る会副会長・安藤元機関士は、この機関車を静態保存するときの納車をした人物。TVのインタビューなどが有ったと回想される。
 普段は、やはりフェンスの中で入れない。小学校にあらかじめお願いしておけば入らせていただけるとのこと。土・日もそれが可能かどうかは知らない。
 機関車の保存してある反対側小学校の正門には、写真で示した二宮金治郎の像が建てられている。最近あまりみかけないが、ここの小学校の子供たちはこの像を見て育つ。

 ここには保存会があり、年3回の活動という。H19年3月22日の新聞には「光るSL、よみがえる思い出、美濃加茂・古井小で清掃奉仕 旧国鉄職員ら昔話に花」と題して結構大きな記事が岐阜新聞に掲載された。確かに保存状態は良い。会員は10名と書かれている。
 
 
   






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