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豊田市のD51849(2006年10月16日)


   この保存場所は、トヨタ自動車の本拠地にあり、高速道路で来る場合は豊田インターを降りてそのばかでかいトヨタ本社をカスるように10分ほど(信号運が良いと)走ることになる。そこは、平芝公園に隣接する交通公園(両者は一体なのか、平芝公園の一部が交通公園になっているのか、詳細は不明)。名古屋方面から行くなら、名鉄豊田線で行くのが便利。梅坪駅で降りて、1.2kmだから約10-15分。蒸気機関車のみならず、市電の静態保存もある。また、ゴーカートも有って子供が十分楽しめる。つまりトヨタと関連会社の法人税がたんまり入ることも、強みなのだろうか。ジェット旅客機の形をしたモニュメント風のものもある。そして、そこに隣接して幼稚園が有る。この幼稚園児にとっては、運動場のようなもの。
 いくつかこの公園を紹介するHPは有るが、D51849を紹介するページは無かったのが残念。公式側にはプラットホー状に台があり、キャブも自由に入れるし、圧力計もそろっていて、時間内なら自由に入れるのに、盗難は無いようだ。やはりリッチな都市なのだろう。おもしろかったのは、炭水車の石炭をシャベルで掻き出す部分に座布団が敷かれていたこと。滑稽というより、一体誰が敷いたのか、ここは何だと思ってのことなのだろう、など想像するとなにかほのぼのした気分に陥る、実にほほえましい光景。なかなかこういう気分のところは少ない。大抵は、盗難に遭ったり窓ガラスが割られていたり、あちこち錆びてしまって、とにかく殺伐とした気分になり、せめて「梅林公園のD51470はこんな風で無くて良かった、今後もそんな状態に逆戻りさせてはいけない」と思って慰める程度。とんちんかんなところに置かれた座布団一枚で、豊かな気分になれるとは、・・。
 
 
 








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